EDH 永遠王、ブレイゴ

 

リスト

 

★ジェネラル 1

 

《永遠王、ブレイゴ / Brago, King Eternal》

 

★マナ加速 16

 

《魔力の墓所 / Mana Crypt》

《太陽の指輪 / Sol Ring》

《モックス・ダイアモンド / Mox Diamond》

《金属モックス / Chrome Mox

オパールのモックス / Mox Opal》

《宝石の睡蓮 / Jeweled Lotus》

《水蓮の花びら / Lotus Petal》

《魔力の櫃 / Mana Vault》

《厳かなモノリス / Grim Monolith》

《秘儀の印鑑 / Arcane Signet

《発展のタリスマン / Talisman of Progress》

《アゾリウスの印鑑 / Azorius Signet

《友なる石 / Fellwar Stone》

《思考の器 / Thought Vessel》

《金粉の水蓮 / Glided Lotus》

《隕石 / Meteorite》

 

★ドロー(コンボパーツ) 11

 

《予言のプリズム / Prophetic Prism》

《胆液の水源 / Ichor Wellspring》

《他所のフラスコ / Elsewhere Flask》

錬金術師の薬瓶 / Alchemist's Vial》

《ギルド球 / Guild Grobe》

《黄金の卵 / Golden Egg》

《眠らせる矢 / Sleeper Dart

《予備物資 / Spare Supplies》

《サーボの網 / Tsabo's Web》

《海の神のお告げ / Omen of the Sea》

《師範の占い独楽 / Sensei's Divining Top》

 

★サーチ 10(+1)

 

《加工 / Fabricate》

《Transmute Artifact》

《作り直し / Reshape》

《発明品の唸り / Whir of Invention》

《求道者テゼレット / Tezzeret the Seeker》

《悟りの教示者 / Enlightened Tutor》

《商人の巻物 / Merchant Scroll》

《粗石の魔道士 / Trinket Mage》

《呪文探求者 / Spellseeker》

《護衛募集員 / Recruiter of the Guard》

(《交錯の混乱 / Muddle the Mixture》)

 

★追加ターン 5

 

《時間のねじれ / Time Warp

《時間操作 / Temporal Manipulation》

荊州占拠 / Capture of Jingzhou》

《瞬間の味わい / Savor of Moment》

《運命のきずな / Nexus of Fate

 

★コピー 4

 

《Copy Artifact》

《鏡細工 / Mirrormade》

《彫り込み鋼 / Sculpting Steel》

《ファイレクシアの変形者 / Phyrexian Metamorph》

 

★カウンター 9

 

白鳥の歌 / Swan Song

《秘儀の否定 / Arcane Denial》

《交錯の混乱 / Muddle the Mixture》

《否定の力 / Force of Negation》

《激情の後見 / Fierece Guardianship》 

《意志の力 / Force of Will

《否定の契約 / Pact of Negation》

《ドビンの拒否権 / Dovin's Veto》

《Tidal Control》

 

★ピン除去 4

 

《剣を鍬に / Swords to Prowshares》

《流刑への道 / Path to Exile

《予期せぬ不在 / Unexpectedly Absent》

《サイクロンの裂け目 / Cyclone Rift》

 

 ★妨害(シナジーある置物) 4

 

《スカイクレイブの亡霊 / Skyclave Apparition》

《イシュ・サーの背骨 / Spine of Ish Sah》

《からみつく鉄線 / Tangle Wire

Mystic Remora》

 

★妨害(シナジーない置物) 2

 

《リスティックの研究 / Rhystic Study》

《船殻破り / Hullbreacher》

 

★ユーティリティ 2

 

《稲妻のすね当て / Lightning Greeves》

《最高工匠卿、ウルザ / Urza, Lord High Artificer》

 

エンドカード 2

 

《ストリオン共鳴体 / Strionic Resonator》

《石成エンジン / Lithoform Engine》

 

★土地 30

 

《Tundra》

《神聖なる泉 / Hallowed Mountain》

《溢れかえる岸辺 / Flooded Strand》

《汚染された三角州 / Polluted Delta》

《霧深い雨林 / Misty Rainforest》

《沸騰する小湖 / Scalding Tarn》

《乾燥台地 / Arid Mesa》

《湿地の干潟 / Marsh Flats》

《吹きさらしの荒野 / Windswept Heath》

《虹色の眺望 / Prismatic Vista

《広漠なるスカイクラウド / Skycloud Expanse》

《統率の塔 / Command Tower》

《アダーカー荒原 / Adarkar Wastes》

《雲海 / Sea of Clouds》

《マナの合流点 / Mana Confluende》

《真鍮の都 / City of Brass》

《産業の塔 / Spire of Industry》

《宝石の洞窟 / Gemstone Caverns》

《発明博覧会 / Inventer's Fair》

《山賊の頭の間 / Hall of the Bandit Lord》

《家路 / Homeward Path》

《古えの墳墓 / Ancient Tomb》

《裏切り者の都 / City of Traitors》

《島 / Island》×5

《平地 / Plains》×2

 

 

 

 

おおまかなサーチルート

 

商人の巻物→運命のきずな

     →発明品の唸り

     →各種カウンター(スワンソング、ウィル、ベトーなど)

     →サイクロンリフト

 

呪文探求者→アーティファクトサーチ(トラミュ、作り直し)

     →各種カウンター(スワンソング、ベトーなど)

     →除去(ソープロ、パス、不在、サイクロンリフト)

     →商人の巻物

 

護衛募集員→スカイクレイブの亡霊

     →ファイレクシアの変形者

     →呪文探求者

     →船殻破り

 

 

 

所感

 

マナ出して殴ってドローしてと扱い自体はとてもシンプルなジェネラル。
雑にマナ出して戦えるので個人的には非常に戦いやすい。
扱いやすいチューンをしているというのもあるけど。

 

ブレイゴが着地してから攻撃を通さないといけないのが、
このデッキ最大の弱点というか歯痒いポイント。
空いてるところを殴ればいいとはいえ、
そもそも除去やカウンターで攻撃させてもらえないということもしばしば。
攻撃が通らないことにはドローを進めることも出来ないので、
最速ルート以外では構えながら、時にはブレイゴを出さずに様子を見ることも必要か。
特に終盤から勝ちに行く際にはすね当てやタイムワープを、
噛ませないと召喚酔いが大きな障害となる。
ブレイゴを細かく除去されると困ってしまうので、
適度なところで稲妻のすね当てを軸に戦うのも必要か。

 

デッキはいつもの青茶単といった感じで、
マナアーティファクトをばらまくため無のロッドや
アウフといったカードでビタ止まりしてしまう。

 

無色2マナとドローソースがあればストリオンから無限ドロー、
追加ターンを挟んで隕石でフィニッシュ。
最悪ウルザでビート戦術が取れなくもないのでどうしようもないときに。
ウルザのタフネスが2だったらよかったのに…

 

商人の巻物はこのデッキにおいてはほぼほぼデモチューと言って差し支えない。
上に書いた通り勝つのに必要なパーツが青いインスタントで代用可能なので、
初手以外なら何かと役に立つ。

 

ドローソース、マナソース、妨害のバランスがまだ調整段階なので
(ぶっちゃけ今の構築だとどれも中途半端なのでは?)
この辺を詰めていけたらと思っているものの、
EDHは99枚ハイランダーという都合上ゲームに再現性がなく、
積んだカードも試せるとは限らないのが難しい。
ぶん回るまでロンマリするとはいえ、
初手の妥協点を探っていく必要自体はあるだろう。

 

船殻破りのおかげで今は除去を多めに採用している。また青い環境になりそう。

 

個人的にはブレイゴはほとんど専用のパーツも
ちらほら見えて面白いデッキだと感じている。
Tidal Controlとかタングルワイヤーとか。

 

 

 

ざっくりとしたキープ基準について

 

2~3t目のブレイゴの着地、そこからドローをつなげていくのを目指す。
なのでマナファクトとドローがバランスよく揃った初手が理想なのだが、
土地が足りなかったり、マナが半端にしか出なかったり、
そもそもドロソがなかったりみたいなこともそれなりの頻度で発生する。

ただ純粋なぶん回りスピードでは最速クラスのデッキにはやっぱり勝てない
(ブレイゴは必要なコンボパーツ自体は多い。
パーツが汎用的でデッキに入ってる枚数も多いので揃えやすいだけ)ため、
ある程度腰を据えて戦うのも必要だと感じている。

環境的にピン除去が増えてそうなので除去耐性を持たない
ブレイゴにとっては逆風になるだろう。 

 

 

 

最近の新パーツについて

 

2マナのキャントリップ置物自体あんまり刷られてなかった気がする(体感)のだけど、最近はやたらそういったカードが刷られるようになり
(特にラヴニカのギルドあたりから顕著。ほぼ毎セット出てない?)
ブレイゴユーザーとしては嬉しい悲鳴である。

他所のフラスコみたいなキャントリップ以外は
マジモンのインクの染みみたいなカードもあるが、
当惑させる難題や海の神のお告げみたいに割と強力な
(前者は軽めのヘイトとして、後者は純粋に見れる枚数が多い)
カードも追加されたりしている。
予備物資はぱっと見強いかと思ったけど、
タップインする都合上ブリンクしたターンは
起動型能力は使えないのでそこまでではないかもしれない。
もちろんブレイゴは自由に動かせてもらえないことのほうが多いので、
そういった場面でリソースを捨ててでも1枚引くことも
場合によっては必要になるだろう。

ほかにもゼンディカーの夜明けには
石成エンジンとスカイクレイブの亡霊が収録。
石成エンジンはストリオン2といった趣で、
4マナ設置なのが若干重いがほかの能力もそこそこ強力なことと、
古術師のようなサーチしづらいサブウェポンに比べると
まったくデッキのノイズにならずに採用可能な点で一線を画している。
サーダ・アデールや法務官の掌握で気軽に
デッキを破壊されないのは大きい
(サーダに関してはもう一度殴ってくるだけだろうが)。

 スカイスレイブの亡霊はとんでもなく強力な除去。
EDHは高コストのカードも他フォーマットに比べると多く使われるが、
それでもコスト4以下のパワーカードは多く、
追放したカードそのものは永遠に帰ってこないのもあって
回りだせばむちゃくちゃな制圧力を発揮する。

統率者レジェンズで船殻破りというバケモンが追加された。
ブレイゴとはシナジー自体はないものの、
相手の追加のドローをこちらの宝物に置換するとんでもない効果を持ち、
TTに対応して着地しようものならゲームが
終わってしまうといっても全く過言ではない。
率直に言ってやりすぎだと思うがティムトラへのカウンターなのだろうか…。

 

 

 

 

 

ほかの採用候補

 

マナ吸収

時を解す者、テフェリー

覆いを割く者、ナーセット

呪われたトーテム像

魂標ランタン

ガラスの棺

明日からの引き寄せ

当惑させる難題

広がりゆく海

麻痺の感触

前兆の壁

迷い子、フブルスプ

直観

セヴィンの再利用

賢いなりすまし

権威の行動

精神的つまづき

狼狽の嵐

エイヴンの思考検閲者

Jeweled Amulet

虹色のレンズ

精神石

砕けたパワーストーン

連合の秘宝

彩色の灯籠

面晶体の記録庫

タッサの介入

不実

パララクスの波

リシャーダの巾着切り

第十管区のラヴィニア

造物の学者、ヴェンセール

アミナトゥの占い

召し上げ

 

 

 

 

余談

 

正直なところ、みんなが積んでる からみつく鉄線 の強さがいまいちよくわからない。
対応してブレイゴを除去されるとこちらの首も締まるし扱いが難しいカードの印象。
盤面押してるときに張れたらタイムワープなのでそうなったら強そうだとは思う。

そういうジェネラル依存度の高いカード、
低いカードをどこまでの配分で入れるのか
みたいなのもあってEDHやっぱり難しいなって。
精進したい。